立憲民主党プレス

立憲民主党 2018年9月 号外

重要法案TPP11について立憲民主党を代表して大臣4人に本会議質問

川ゆりこが立憲民主党・市民クラブを代表し、「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定の締結について承認を求めるの件」について茂木敏充経済再生担当大臣、河野太郎外務大臣、齋藤健農林水産大臣、加藤勝信厚生労働大臣に本会議質問を行いました。論点は、乳製品や牛肉セーフガードのTPP枠の問題、経済効果分析における労働力補塡の問題、医薬品に関する知的財産の問題、国家主権に関わるISDS条項への我が国の姿勢等々、日本の国益のために議論を深めるべき重要課題を糾しました。充分な委員会審議も行わず、国民へのアカウンタビリティも果たさず、たった三日間の質疑での採決、まして本会議への異常とも言える緊急上程は拙速であり、関係大臣に鋭く迫りました。TPPを推進する国民的コンセンサスが得られていないことは問題です。さらに、TPP12と11の間で行われるべき調整に関しては、米国が抜けた本協定で、乳製品の七万トンのTPP枠や、牛肉のセーフガード発動数量のTPP枠について当然行うべき見直しが行われていないことを厳しく指摘しました。米国から今後、二国間交渉で新たな要求を突き付けられる可能性をどう考えているのか、各大臣の認識を糾しました。そもそも米国抜きのTPP交渉など意味がないと主張していたのは、安倍総理ご自身だったはずだとも指摘。これに対して各大臣は、想定に関する質問には答えられないと答弁。政府が米国のTPP復帰を強く求める一方で、我が国の産業や農業に与える影響を十分に検討していないことが明らかになりました。また、ISDS条項の凍結解除が復帰の条件とされる時、我が国の皆保険制度の存続が危惧されることについても疑問が払拭されることはありませんでした。訴訟大国・米国抜きで、TPPイレブンの範囲の中で「聖域を守りました」と説明することは、とても不誠実なことだと思います。

草加市議選に、きくちけいた氏(34歳)を公認決定!

山川この度は、立憲民主党の草加市議選での公認決定おめでとうございます。
菊地ありがとうございます。身の引き締まる思いです。
山川菊地さんは私と同じで、草加生まれの草加育ちなんですよね。
菊地そうなんです。草加市立長栄小と新田中を卒業しました。その後、春日部共栄高校、法政大学に進学して、就職後も結婚して、草加市で生活しています。
山川就職は金融機関に最初就職したんですよね。
菊地そうです。中小企業経営者の皆様の資金繰りのお手伝いをしながら、どうやったら融資できるか、経営者の皆様と一緒に考えながら、世の中の色々なことを学ばせて頂きました。
山川なるほど。それで経営コンサルタント会社に転職したんですね?
菊地はい。社会への使命感とか、何とかお客様に喜んでもらおうという気持ちでご商売をされている経営者の皆さんが、必ずしも事業計画を作ったり、資金計画を作ったりすることが得意ではなくて、私が少しでもお手伝い出来たらと思って、転職しました。
山川経営コンサルタントの仕事は、かなり親身になってクライアントの必要に応えなければなりませんから、菊地さんは献身的な性格なんですね。
菊地ちょっとおせっかいやきなところがあるかもしれません。
山川経営管理のお手伝い以外には、どんなことを経験しましたか。
菊地中小企業経営者の皆様の最大の悩みは人の問題だったりするんです。せっかく雇っても、長続きしない。苦労して人財育成しても、これからという時に辞めてしまうといった問題は深刻です。
山川それでは、企業研修とか人財教育も担当してきたんですね。
菊地 そのとおりです。とてもやりがいのある仕事でした。
山川それなのに、なんでその仕事を辞めて市議になろうと考えたんですか。
菊地 恥ずかしいんですけど、自分は人のお世話をするのが好きでこれまで、コンサルタントの仕事をしてきました。妻とは共働きなんですけど、自分の子どもが保育園に入れなくて、待機児になってしまったんです。
山川他人事ではなくなってしまったんですね。
菊地そうなんです。もしも市役所が企業だったとしたら、顧客であるはずの市民に何をすべきか考えるべきだと思うようになったんです。そうしたら、居ても立っても居られなくなって、生まれ育った草加市を少しでも良くしたいと決意しました。
山川それではなぜ、立憲民主党でやりたいと考えたのですか。
菊地それは、山川さんが「国家のために国民があるのではなく、国民のために国家があるのだ」と語っておられたことと、「だれもが大切にされる輝く未来を」と訴えておられたことに共感したからです。
山川 それはうれしいですね。道路や水路などのインフラ整備もまちづくりもとっても大切なんですが、それはそこに住む一人ひとりの市民だれもが幸せになることが大前提だと私は考えているんです。
菊地私もそのように思いました。だからこそ、「だれもが輝くまちをつくろう」というスローガンを考えました。山川さんの受け売りですけど・・・。あと、まっとうな政治という枝野代表の言葉にも強く共感しました。自分が政治を目指すなら、立憲しかないと思いました。
山川それは頼もしいですね。それでは将来の抱負を最後に一言。
菊地政治の世界はまったく初めての新人ですが、自分も一人の市民だという肌感覚で社会の様々な課題に誠実に取り組んでいきたいと思います。自分がコンサルをしていて大事だと思ったことは、私のような若輩者の言う事でも、素直に聞いて下さる聞き耳を持った経営者の皆様の素晴らしさでした。ですから、私も素直に皆様の声にいつも聞き耳を立てていきたいと思います。ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。
山川ありがとうございました。一緒に草加市を素晴らしいまちにしていきましょう。
菊地ありがとうございました。

草加市の安全・防災対策を強化せよ!

獨協大学在学中に、昭和57年の台風18号と昭和61年の台風10号が二度も草加市に溢水氾濫による甚大な被害を与えたのを私は今も鮮明に記憶しています。溢水(いっすい)とは川から水があふれること、氾濫(はんらん)とはあふれた水が広がることを意味しています。実は二度とも草加市では、災害救助法が適用され、氾濫を繰り返した綾瀬川には、3度も河川激甚災害対策特別緊急事業が採択されて、治水安全度が少しずつ改善されてきました。さらに、外郭環状道路の下には、綾瀬川放水路が建設されて、綾瀬川の水を中川に放水できるようになりました。草加の歴史は水との戦いの歴史でもあるのです。もともと草加市は低湿地帯に「草を加えて道を造った」といわれるように、タライの底のような地形です。ですから、大雨が降ると、周囲から流れ込む水をいかに早く掻き出すかというのが、市政の最重要課題。今でも草加市の安全・防災を考える上で、「内水対策」は重要な問題です。さらに、低湿地帯だということは、軟弱地盤だということです。地震や振動に弱いのです。だから、その備えが重要。見えないところでは、水道管も接手菅(つぎてかん)というフレキシブルな配管工事をしながら、震災対策をしてきました。草加市の市長と市議のダブル選挙が行われる今こそ、みんなで草加市のまちづくりや市政について考えましょう。(byせとけん)

関連記事

POPULAR BLOG今週人気の記事

UPDATEDカテゴリー別新着

TOP