生活を支える

不妊治療 いよいよ保険適用に!

不妊治療の負担がもっと軽減されれば…当事者だれもが願ってきた思いです。私が県議時代に自分自身の不妊治療の実態や切実な思いを、予算委員会で訴えると、知事や執行部の皆さんは、体外受精で生まれてくる子どもたちが16人に1人もいるという現実に大変驚いた様子でした。しかもそれがすべて自費診療で子どもが欲しい夫婦が高額な負担をしていることに衝撃を受けていました。この質問がきっかけで、他党の男性県議さんたちまでもが「うちもそうだった」と、カミングアウトして下さいました。

不妊治療をしていることは、なかなか他人には言えず、家族にさえ内緒で悩んでいる夫婦もおられます。以来、私は「声なき声」を丁寧に拾い集め、政治が本質的な問題解決を導き出すことが自分の使命だと考えるようになりました。まず埼玉県単独で、「男性不妊」への助成事業を実現。そして来年から、いよいよ不妊治療の「保険適用」が始まります。だれもが切実な声をあげやすい雰囲気づくりにも取り組みたいと思っています。

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